ヒトツボシ（2012年生、母リアルファンシー）

Hitotsuboshi

2012.02.22

ヒトツボシ（2012年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスターリングローズ（当時15歳）と交配したリアルファンシーが18歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。主な勝ち鞍は2016年のシューティングスター賞(一般B2四 B3一)。

経歴

デビュー前

藤田輝信厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2015年）

4月6日、デビュー戦は柏木健宏騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は499kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデコイモンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月21日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタノヒーローに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月4日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、一般C2十十一十二（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のウィスパーノットを3/4馬身振り切って負け無しの3連勝を決めた。

11月24日、中2週で迎えた4戦目は、一般C1十 C2四（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドラゴンスターに4馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

12月30日、中4週で迎えた5戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦4勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のマイネルジャストに2馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

4歳（2016年）

1月12日、中1週で迎えた6戦目は、白富士賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で柏木健宏騎手（5戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のソウルキングに3馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

7月15日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、花氷特別（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で柏木健宏騎手（6戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトウショウブランドに4馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

8月16日、中4週で迎えた8戦目は、シューティングスター賞（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で柏木健宏騎手（7戦7勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のクラヴィクトリーに2馬身の差をつけて無傷の8連勝を決めた。

10月28日、中9週で迎えた9戦目は、池月・磨墨賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で柏木健宏騎手（8戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、勝ったセンティグレードにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。