ダイユウドナート（2016年生、母コインオブスター）

ダイユウドナート（2016年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主名より＋『神から授かったもの』の意味を持つイタリアの人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のオウケンブルースリ（当時11歳）と交配したコインオブスターが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はダイヤモンドファーム。主な勝ち鞍は2019年の涼風賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ダイヤモンドファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、大友靖岐によって172.8万円で落札された。

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

10月13日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

11月23日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

12月14日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた3戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

3歳（2019年）

1月25日、中5週で迎えた4戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したチャンピオンピースを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

4月5日、中9週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたダブルテイクアウト決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4月25日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、エムチャンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月22日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったイクスパイアーズに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月3日、中5週で迎えた8戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた9戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイツールフィヤを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月14日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の正美ちゃん・康介生誕記念杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったヨウコウに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の涼風賞（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るボニーソックスを上がり2位の末脚で半馬身差し切って2勝目をつかんだ。

9月17日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の宮川光徳社長就任記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（2戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4歳（2020年）

5月21日、約8か月の休養明けで迎えた13戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、一般C8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

6月18日、中3週で迎えた14戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で深澤杏花騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

8月12日、中7週で迎えた15戦目は、一般C12 15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で深澤杏花騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた16戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C9 12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた17戦目は、まぁさんおめでとう生誕祭記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は深澤杏花騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた18戦目は、C級サバイバル（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた20戦目は、C級サバイバル（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、トゥモロープランに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月18日、中1週で迎えた21戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

5歳（2021年）

1月7日、中6週で迎えた22戦目は、長谷川満31年目スタート記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は深澤杏花騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

9月8日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた23戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた24戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた25戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた26戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、笠松競馬465頭の馬たち頑張ろ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。