マキバオジジアン（1997年生、母スナークルビー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、鵜木唯義から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、新田知也によって735万円で落札された。

物井榮厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2000年）

8月28日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のハネダケーティングに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月11日、中1週で迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、コーネルリッチに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月27日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のユイマールを3/4馬身振り切って2勝目を奪取した。

10月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のぎんもくせい特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

11月15日、中4週で迎えた5戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

4歳（2001年）

5月21日、約6か月の休み明けで迎えた6戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦2勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい10着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、伸びてきたヤワタイーグル決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月14日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、マルゼンウイナーに半馬身交わされて2着となった。

8月8日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、イッキューサンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のキングスプレートを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

5歳（2002年）

4月18日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2三ア（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

5月7日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

6月11日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、フジノスペインに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月26日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた15戦目は、一般C2四（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、アレミスピードに半馬身交わされて2着に敗北した。

6歳（2003年）

2月11日、約7か月半の休養明けで迎えた16戦目は、一般C3二（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（5戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のホーカーズダンサーに4馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。