ホーカーズダンサー（1996年生、母フジノダンサー）

ホーカーズダンサー（1996年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のハンティングホーク（当時6歳）と交配したフジノダンサーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）幌村牧場。戦績は、地方32戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2000年の一般C2二イ。

経歴

デビュー前

須永和良厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1999年）

5月26日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は514kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた2戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したミカワリュオーを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

7月29日、中4週で迎えた3戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したホクトノーブルにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月19日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したキクカスプリンターにアタマ差届かず2着に甘んじた。

9月15日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のゼンノポイントに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月15日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1500m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は張田京騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のパワースペクターに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

12月27日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

4歳（2000年）

1月20日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

8月23日、約7か月の休み明けで迎えた10戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエキサイトガールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。

9月12日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2七（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月20日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したストローハットにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月25日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2二イ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のミナミノマッハに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

11月6日、中1週で迎えた14戦目は、秋日和特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

5歳（2001年）

11月23日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野口正宏騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2五ア（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のルーミラージュに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（5戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた18戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のビーマイダンサーに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月7日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2六ア（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

6月27日、約4か月半の休養明けで迎えた20戦目は、一般C2六イ（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（7戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月15日、中6週で迎えた21戦目は、一般C2九十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2五ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（9戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

9月19日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2三ア（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた24戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2三ア（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2七八（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

11月2日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、一般C2七（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

11月8日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた27戦目は、一般C2六（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入った。

12月6日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、’02船橋ジョッキーズグランプリ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したコアレスコマンドに3/4馬身届かず2着に敗北した。

7歳（2003年）

1月23日、中6週で迎えた29戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は張田京騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では閃光の如き末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月11日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、一般C3二（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（8戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったマキバオジジアンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月26日、中5週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた31戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したゴライコウニセイを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

10月6日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg減らして迎えた32戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は張田京騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。