ミスタータイガー（1998年生、母ジプシーガール）

ミスタータイガー（1998年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時12歳）と交配したジプシーガールが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は大豊牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着2回、地方25戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大豊牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、廣嶋景子によって630万円で落札された。

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

11月12日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したスターリーロマンスにクビ差届かず2着に惜敗した。

11月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3歳（2001年）

2月11日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったカシノマイトに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

2月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で村本善之騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアッサンブレをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

3月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下のゆきやなぎ賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村本善之騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村本善之騎手（6戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村本善之騎手（7戦1勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

4月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村本善之騎手（8戦1勝）。17頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、6着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた10戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。17頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

4歳（2002年）

4月8日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、深見明宏騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったバルトークから2馬身半差の2着となった。

4月15日、連闘で迎えた12戦目は、スィートピー特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で深見明宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた13戦目は、牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で深見明宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で深見明宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で深見明宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月24日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた16戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で深見明宏騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月1日、連闘で迎えた17戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で深見明宏騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で深見明宏騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルカセンリョウから2馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で深見明宏騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったラスベガスツアーからアタマ差の2着に甘んじた。

8月19日、中2週で迎えた20戦目は、すいれん特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で深見明宏騎手（9戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のラブシックに半馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

9月2日、中1週で迎えた21戦目は、サルビア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で深見明宏騎手（10戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

9月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で深見明宏騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で深見明宏騎手（12戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた24戦目は、一般A7（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で深見明宏騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた25戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で深見明宏騎手（14戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンサンホーラーから半馬身差の2着となった。

12月2日、中2週で迎えた26戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月9日、連闘で迎えた27戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は深見明宏騎手（15戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のブラウンマイスターに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月25日、中1週で迎えた28戦目は、サンタクロース特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で深見明宏騎手（16戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2003年）

1月3日、連闘で迎えた29戦目は、若竹特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で深見明宏騎手（17戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲンキホーラーから半馬身差の2着に敗北した。

1月28日、中3週で迎えた30戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で深見明宏騎手（18戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で深見明宏騎手（19戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた32戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で深見明宏騎手（20戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた33戦目は、もくれん特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で深見明宏騎手（21戦2勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた34戦目は、こでまり特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で深見明宏騎手（22戦2勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月18日、連闘で迎えた35戦目は、卯の花特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で深見明宏騎手（23戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。