ツクバラファール（2000年生、母バンカーズフェバレイト）

ツクバラファール（2000年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋突風（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のサンシャック（当時9歳）と交配したバンカーズフェバレイトが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）飛野牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方25戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の一般C1。

経歴

デビュー前

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

10月12日、デビュー戦は鈴来直人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は466kg。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く3着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

3歳（2003年）

2月16日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。

7月20日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で西康志騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で西康志騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（2004年）

1月3日、中2週で迎えた10戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月5日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月19日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月10日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は西康志騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったレタセモアから4馬身差の2着となった。

8月23日、中0週で迎えた20戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（7戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったテツノエンブレムから1馬身半差の2着となった。

9月11日、中2週で迎えた21戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた22戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のミツアミをハナ差制して待望の初勝利を挙げた。

10月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードオーシャンから3/4馬身差の2着となった。

10月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で千葉淳志騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた27戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた28戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、かまくら特別（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2005年）

1月4日、連闘で迎えた29戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月9日、連闘で迎えた30戦目は、IAT 岩手朝日テレビ杯（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。