ナリノルル（2020年生、母ロールラフィネ）

Narino Ruru

2020.04.11

ナリノルル（2020年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時13歳）と交配したロールラフィネが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はベルサイユステーブル株式会社。主な勝ち鞍は2022年のキリギリス特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三石軽種馬共同育成センターから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、成塚清志によって792万円で落札された。

内田勝義厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2022年）

5月19日、デビュー戦は藤本現暉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は458kg。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したラーテルを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

9月12日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のキリギリス特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のオペラシオンに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月14日、中4週で迎えた3戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシャイニングフューチャー賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

3歳（2023年）

4月6日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳戦の頬白特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

10月11日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、2023川崎ジョッキーズカップ第9戦（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

11月8日、中3週で迎えた7戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、2023川崎ジョッキーズカップファイナル（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。