パートナーズラック（2002年生、母レディパートナー）

パートナーズラック（2002年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋幸運」。毛色は鹿毛。種牡馬のアマジックマン（当時10歳）と交配したレディパートナーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着3回、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の一般C2五六。

経歴

デビュー前

佐々木亜良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

3月12日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は498kg。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びで驀進したが、テンガロンハットに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

4月10日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、バンドマスターにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月23日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

8月20日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったグローリアスゲストにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

9月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で後藤浩輝騎手（4戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

4歳（2006年）

10月24日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた6戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、十勝ワイン特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月8日、中1週で迎えた7戦目は、厚別特別（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したバンバンイケを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月18日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5歳（2007年）

1月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2六七（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた10戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るグランドミューズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。