マケン（2020年生、母プリンセスケイ）

Maken

2020.05.24

マケン（2020年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「魔剣」。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時9歳）と交配したプリンセスケイが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はスマイルファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方12戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2024年の岩手競馬やるならオッズパーク賞(一般C2)。

経歴

デビュー前

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

3月26日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に敗れた。

5月27日、中8週で迎えた2戦目は、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後はバテてしまい16着に終わった。

8月6日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

4歳（2024年）

12月2日、約16か月の休み明けで馬体重を前走から20kg絞って迎えた4戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、岩手競馬やるならオッズパーク賞（水沢ダート850m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウーバークイーンを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

デビュー前

佐藤雅彦厩舎（岩手）へ入厩。

12月23日、中2週で迎えた5戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 小雪/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、テンメリーアーサーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月30日、連闘で迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、ホウオウバラードに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

デビュー前

佐藤雅彦厩舎（岩手）へ入厩。

5歳（2025年）

3月30日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のカルミナブラーナに1馬身の差をつけて順当に勝利した。

4月14日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（水沢ダート850m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトラネスハープを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を収める

4月27日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトラネスハープに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月4日、連闘で迎えた10戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた11戦目は、Glorious Days賞（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた12戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（6戦4勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

9月16日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた13戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた14戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、おトクにPLAYオッズパーク賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた15戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のエッシャーに2馬身半の差をつけて5勝目を獲得した。

11月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（7戦4勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。