ミスタータルルート（1993年生、母ニホンピロカリーナ）

ミスタータルルート（1993年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のプリンスオブバーズ（当時8歳）と交配したニホンピロカリーナが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方20戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

10月8日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 雨/重）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

12月9日、中5週で迎えた3戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

3歳（1996年）

1月13日、中4週で迎えた4戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた5戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた6戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた7戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

4月28日、中6週で迎えた8戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた9戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

6月17日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、4歳C6（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のセントゲーリックに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月7日、中2週で迎えた11戦目は、4歳C4（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月16日、連闘で迎えた12戦目は、4歳C4（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で白谷正美騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月30日、中1週で迎えた13戦目は、4歳C5（上山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で白谷正美騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスガビートに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月2日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月23日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーシラオキからクビ差の2着となった。

10月21日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた18戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリードシャトーに2馬身の差をつけて制した。

12月15日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクロスワールドをハナ差制して4勝目を掴み取った。

4歳（1997年）

1月3日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で北村欣也騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアンショットに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月17日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は北村欣也騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマイトイズライトをアタマ差制して勝利を手中に収めた。

5月4日、中2週で迎えた29戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。