ヨシユキロマン（2003年生、母ゴールデングリン）

ヨシユキロマン（2003年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のビワタケヒデ（当時8歳）と交配したゴールデングリンが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は森本隆彦。戦績は、地方16戦4勝2着1回。2006年の園田クイーンセレクション(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森本牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田中道夫厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2005年）

7月6日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/重）に出走。馬体重は442kg。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチャーミーエリに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（園田ダート820m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクリノタキシードに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月9日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦のキャリーアップ 800（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クリノタキシードにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

9月21日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、2歳戦のキャリーアップ 800（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のキャリーアップ 820（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカネトシジェンヌに3馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

10月26日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（7戦3勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイランドイチに2馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、2歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた10戦目は、2歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた11戦目は、2歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦聡志騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた12戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦聡志騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

3歳（2006年）

1月19日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦聡志騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

9月12日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から27kg減らして迎えた14戦目は、太子ひまわり特別（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松浦聡志騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた15戦目は、平岩潤一騎手を鞍上に迎えて、氷ノ山・鉢伏山紅葉登山特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上A3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。