コノミセンプー（1997年生、母ダイセンダンサー）

コノミセンプー（1997年5月25日）は、日本の競走馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時20歳）と交配したダイセンダンサーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は里深牧場。戦績は、地方23戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年のくすのき賞(アラ系4歳)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、里深牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、里深牧場から「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場され、木稲安則によって52.5万円で落札された。

小林弘幸厩舎（中津）へ入厩。

2歳（1999年）

10月16日、デビュー戦は高山伸一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（中津ダート760m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のササノウインドに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月7日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月18日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、アラ系3歳（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のシロガネフブキをクビ差制して2勝目をマークした。

3歳（2000年）

1月2日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山伸一騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた5戦目は、下田雅晴騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサファリミサイルから1馬身半差の2着となった。

2月13日、中2週で迎えた6戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアーユーレディに4馬身の差をつけて3勝目を収める

3月12日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハッタアイランドに2馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

3月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジャックウルフに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中3週で迎えた9戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上悦児騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のノアールハットをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

6月3日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は井上悦児騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

7月3日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上悦児騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で井上悦児騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のオリオンザハートをクビ差振り切って6勝目を奪取した。

7月28日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、アラ系4歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上悦児騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

8月14日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた16戦目は、アラ系4歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上悦児騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

10月1日、中6週で迎えた17戦目は、3歳戦の浮立特設（佐賀ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で井上悦児騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた18戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブリリアンファイトに1馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

11月3日、中2週で迎えた19戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた20戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキングダイオーを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

4歳（2001年）

1月3日、中3週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上B1 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のロトハピネスをクビ差振り切って8勝目を手中に収めた。

2月10日、中4週で迎えた22戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原正和騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた23戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原正和騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。