ヒキュウ（2017年生、母ロキロキ）

経歴

デビュー前

林隆之厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2019年）

10月25日、デビュー戦は岡村健司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るドテライヤツを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2020年）

1月2日、中5週で迎えた3戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の凧揚げ賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月12日、中5週で迎えた4戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

4月1日、中6週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦のナイスハルター特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したタイセイプルミエに半馬身届かず2着となった。

5月8日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦のハートビートエレガント（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

6月10日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦のムーンストーン特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、伸びてきたトーケンマッキー決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

7月15日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のスエーニョルシードをハナ差振り切って雨中の大混戦を制した。

10月15日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定3歳オープンのサルビアカップ（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のコーラルツッキーに1馬身半の差をつけて3勝目を収める

11月11日、中3週で迎えた10戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S1のロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2021年）

1月17日、中9週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず12着に終わった。

3月4日、中6週で迎えた12戦目は、牝馬限定Jpn2のエンプレス杯（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は笹川翼騎手（6戦2勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

5月6日、中8週で迎えた13戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、迷路2200（船橋ダート2200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

6月14日、中5週で迎えた14戦目は、カペラ賞（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（7戦2勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したウインプラウドにクビ差届かず2着となった。

7月19日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、スパイラルカーブ2200（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

10月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg戻して迎えた16戦目は、連続Webドラマ「移住者★佐助」カップ（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

12月10日、中7週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた17戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、スポーツニッポン賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

5歳（2022年）

2月4日、中7週で迎えた18戦目は、アークトゥルス賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（10戦2勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月7日、中8週で迎えた19戦目は、卯の花月特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では圧巻の末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月29日、約5か月の休養明けで迎えた20戦目は、カノープス賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（12戦2勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

10月13日、中5週で迎えた21戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、オクトーバースター賞（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた22戦目は、AZM&林下詩美&上谷沙弥来場記念（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（13戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

6歳（2023年）

1月3日、中7週で迎えた23戦目は、七福神特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月16日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、北条五代をドラマ化に!憧れるのをやめま賞（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。