ハセノリュウオー（2001年生、母ハシルユタカヒメ）

ハセノリュウオー（2001年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋竜王（馬主が辰年生まれなので）」。毛色は鹿毛。種牡馬のシアトルダンサーⅡ（当時17歳）と交配したハシルユタカヒメが13歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）山春牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方26戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

8月30日、デビュー戦は亀山泰延騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に敗れた。

10月4日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀山泰延騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀山泰延騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

12月14日、中5週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で亀山泰延騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく14着に敗れた。

3歳（2004年）

5月3日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D4-3（札幌(地)ダート1000m 雨/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後はオースミロングと並んで1着同着となった。

5月18日、中1週で迎えた7戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のプライマリーカラーに6馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

6月2日、中1週で迎えた8戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のマグナムイエスに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

6月24日、中2週で迎えた9戦目は、一般D2-2（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた10戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月15日、連闘で迎えた11戦目は、浦河町浜町通り会賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般D3-4（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた13戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2005年）

5月24日、約9か月の休み明けで迎えた14戦目は、一般D4-1（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月2日、連闘で迎えた15戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般D4-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦3勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリイロノムスメから1馬身差の2着となった。

7月6日、中2週で迎えた17戦目は、一般D3-2（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（10戦3勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般D3-3（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（11戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた19戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月7日、中4週で迎えた20戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般D4-2（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般D4-1（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（12戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般D4-1（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（13戦3勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた23戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般D4-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般D4-1（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（14戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月17日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた25戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエンジェルティップを3/4馬身振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

5歳（2006年）

1月7日、中2週で迎えた26戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた27戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タニノレジェンドにハナ差交わされて2着に甘んじた。

2月13日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、プライマルドリームに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月4日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シャーディーソロンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月26日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

6月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は原口義史騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。