シュンエイハート（1998年生、母ホープダリア）

シュンエイハート（1998年5月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパレスミュージック（当時17歳）と交配したホープダリアが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方32戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上C8。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ハシモトファームから「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、辻俊夫によって315万円で落札された。

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

8月18日、デビュー戦は池田鉄平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた3戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は池田鉄平騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず18着に終わった。

12月29日、中9週で馬体重を前走から30kg増やして迎えた5戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2002年）

1月8日、中0週で迎えた6戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で寺地誠一騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウターサクセスから4馬身差の2着に敗北した。

1月31日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で寺地誠一騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で寺地誠一騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。2着となった。

2月26日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C7（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で寺地誠一騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタッカーアジュディをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

3月12日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C5（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で寺地誠一騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた12戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず12着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は寺地誠一騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤスイマホロに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

5月5日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

6月10日、中4週で迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず3着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた16戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアミフジオーカンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

7月20日、中3週で迎えた17戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウエストウエストを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

7月29日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアスワンゴールドを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて4勝目を収める

8月14日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネセイレーンに4馬身の差をつけて5勝目をマークした。

8月24日、中0週で迎えた20戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は三井邦夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフジノヤマタケを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて優勝

9月15日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のガッドクリエイトに7馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

11月2日、中4週で迎えた23戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジプシーハンターを捕まえ切れず、8馬身差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたマルシゲウェル決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月30日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は三井邦夫騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5歳（2003年）

1月26日、中3週で迎えた27戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（5戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は三井邦夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

3月10日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスイートニコラシカを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

3月23日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

5月18日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた32戦目は、立夏特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（8戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月15日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた33戦目は、麦秋特設（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は三井邦夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた34戦目は、初夏特設（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は川野幸治騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた35戦目は、七夕特設（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた36戦目は、中川竜馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず最後はオーアソクロスと並んで7着同着となった。