リュー（1996年生、母April Kizzie）

経歴

デビュー前

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

2月28日、デビュー戦は菅谷正巳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は482kg。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のシャンハイブルースに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月20日、中2週で迎えた2戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、タイロバリーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

4月17日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、フサイチミキオーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2000年）

1月16日、約9か月の休養明けで迎えた4戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅谷正巳騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のホッコーアンバーに2馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

2月5日、中2週で迎えた5戦目は、5歳以上900万下の早鞆特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で菅谷正巳騎手（4戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフサイチゴールドに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

2月26日、中2週で迎えた6戦目は、5歳以上1600万下のアクアマリンステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅谷正巳騎手（5戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい16着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の遠州灘ステークス（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅谷正巳騎手（6戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に敗れた。

5歳（2001年）

1月6日、約10か月の休み明けで迎えた8戦目は、4歳以上900万下の八坂特別（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅谷正巳騎手（7戦3勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

1月21日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で菅谷正巳騎手（8戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立ち、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

2月3日、中1週で迎えた10戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の早鞆特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

2月24日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（9戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に敗れた。

3月25日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の伊良湖特別（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（10戦3勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

6月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月21日、中4週で迎えた14戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた15戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月6日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、橋尚也騎手を鞍上に迎えて、秋夕特別（浦和ダート1900m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のクラシカルマウントを半馬身振り切って久方ぶりに白星を挙げた。

6歳（2002年）

1月17日、中9週で迎えた17戦目は、マルチビクトリー特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋尚也騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

11月17日、約10か月の休み明けで迎えた18戦目は、古都特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋尚也騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

7歳（2003年）

5月5日、約5か月半の休養明けで迎えた19戦目は、新緑特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋尚也騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた20戦目は、惜春特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で橋尚也騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

6月17日、中3週で迎えた21戦目は、長瀞特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で橋尚也騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のウインザゲームをクビ差振り切って久々に美酒を浴びた。

10月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた22戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、マルチホース特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

11月19日、中4週で迎えた23戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般B2 B3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。