アヤネロード（1998年生、母プリンセスゲイル）

アヤネロード（1998年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサマーサスピション（当時6歳）と交配したプリンセスゲイルが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は筒井征文。戦績は、中央平地5戦0勝、地方36戦1勝2着9回。主な勝ち鞍は2000年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、筒井征文から「1999年度北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳、1999年度北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」及び「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

佐藤二郎厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

6月1日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月4日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノスペシャルからアタマ差の2着に甘んじた。

9月7日、中6週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグフォレストをクビ差制して初白星を挙げた。

9月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2001年）

4月22日、約7か月の休み明けで迎えた7戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、3歳A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のカーネーション特別（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の七時雨賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月23日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のクレマチス賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

9月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg戻して迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で大外17番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では伸びあぐねて17着に終わった。

11月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

4歳（2002年）

3月2日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

4月21日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、増沢由貴子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/重）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

6月3日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた16戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

7月28日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカツラギマドンナを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったジャストザウェイにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

9月1日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下貴光騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナイキチケットにクビ差交わされて2着に惜敗した。

9月23日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山下貴光騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月6日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山下貴光騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ラベンダードリームに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月3日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山下貴光騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山下貴光騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山下貴光騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

5歳（2003年）

1月3日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山下貴光騎手（11戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

1月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で山下貴光騎手（12戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山下貴光騎手（13戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山下貴光騎手（14戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で山下貴光騎手（15戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で山下貴光騎手（16戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で山下貴光騎手（17戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で山下貴光騎手（18戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったザオバンコバンにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月11日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で山下貴光騎手（19戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で山下貴光騎手（20戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したケイアイジョーカーを捕まえ切れず、9馬身差の2着となった。

6月22日、中2週で迎えた37戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたスズノブレジャー決め手に屈してハナ差の2着となった。

7月12日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた38戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（21戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた39戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（22戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエイシンハヤテオーを捕まえ切れず、9馬身差の2着となった。

8月24日、連闘で迎えた40戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（23戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

9月15日、中2週で迎えた41戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（24戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。