ラナチャンス（2018年生、母バイカターキン）

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

10月17日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 雨/重）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって12着に敗れた。

3歳（2021年）

3月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡育也騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた5戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のニホンピロジャックを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

9月12日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原明良騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、苛烈なペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原明良騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、マイステージに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原明良騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のベンチャーアウトに3馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

4歳（2022年）

5月22日、約7か月の休み明けで迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラスの火打山特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原明良騎手（6戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

6月25日、中4週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの日野特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原明良騎手（7戦2勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

9月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原明良騎手（8戦2勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

2022年9月24日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。