シンコウバウンティ（1996年生、母ハッピートレイルズ）

シンコウバウンティ（1996年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時10歳）と交配したハッピートレイルズが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方7戦5勝。主な勝ち鞍は2002年の一般C1-1。

経歴

デビュー前

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

4歳（2000年）

8月5日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、4歳以上900万下の日高特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は512kg。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

9月2日、中3週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月10日、連闘で迎えた3戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝2000m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったアクティブバイオに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2002年）

11月5日、約26か月の休養明けで迎えた4戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1-1（門別ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミスフーチャンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7歳（2003年）

5月19日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた5戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンモアショウリに5馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

6月15日、中3週で迎えた6戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に敗れた。

6月23日、連闘で迎えた7戦目は、一般C3 11（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカイヨウダンサーに5馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

7月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、一般C3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウインアイオロスに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

11月16日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、一般C3 12（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で池田敦騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイワノミラクルに2馬身半の差をつけて久々の実戦をモノにした。

12月7日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敦騎手（5戦4勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。