シャコーレインボー（2003年生、母センエツルビー）

シャコーレインボー（2003年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時17歳）と交配したセンエツルビーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は船越伸也。戦績は、地方22戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の目黒区特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

蛯名末五郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2005年）

11月18日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は483kg。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマーベラスローズに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月26日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

3歳（2006年）

1月16日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた6戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

6月27日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、伸びてきたエクスクルーシブ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

7月31日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したキャバックガールにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたクインリープライド決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

12月25日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず11着に敗れた。

4歳（2007年）

1月25日、中3週で迎えた13戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十11（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

2月21日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3月27日、中1週で迎えた16戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のオペラユーベルに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月16日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2三四（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた18戦目は、たて座特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（4戦1勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた19戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、荒川区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、セユウホープにクビ差交わされて2着となった。

6月4日、中1週で迎えた20戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、目黒区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のキングプレミアムをクビ差振り切って3勝目を手中に収めた。

6月27日、中2週で迎えた21戦目は、TCKアンバサダー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた22戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。