サンダンス（1995年生、母ハートリープス）

サンダンス（1995年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時7歳）と交配したハートリープスが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地22戦3勝2着1回、中央障害2戦0勝、地方10戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

11月30日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は440kg。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた2戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のセグランサーを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

3歳（1998年）

2月14日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた4戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は西田雄一郎騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、後続との差を2馬身以上保って、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

5月24日、中9週で迎えた6戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた7戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

7月12日、中4週で迎えた8戦目は、4歳500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は西田雄一郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた9戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1000m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた10戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、逃げるオンワードウィナーを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

8月29日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着に入った。

12月5日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマルブツロドリゴに3馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

12月13日、連闘で迎えた13戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

4歳（1999年）

6月20日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。

7月17日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい11着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は村山明騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

8月22日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、4着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた20戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のヒカリラブに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

9月12日、連闘で迎えた21戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の北斗賞（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

10月31日、中6週で迎えた22戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の鞍馬特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、リードを2馬身以上キープして、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

11月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた24戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2000年）

10月24日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた25戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、リードを2馬身以上キープして、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた26戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。先手を取り、リードを5馬身以上保って、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

12月18日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

6歳（2001年）

1月4日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた28戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 雪/不良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、リードを5馬身以上保って、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エクセルマウンテンに交わされて5馬身差の2着となった。

7月15日、約6か月半の休み明けで迎えた29戦目は、山本育男騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、リードを2馬身以上確保して、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本育男騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた31戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本育男騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本育男騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり5着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた33戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本育男騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、後続との差を2馬身以上キープして、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本育男騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。