テルルフォレスト（2014年生、母ラフィーク）

テルルフォレスト（2014年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「元素の一つ＋森」。毛色は栗毛。種牡馬のトビーズコーナー（当時6歳）と交配したラフィークが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏服部牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方32戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2016年の2歳。

経歴

デビュー前

竹内正洋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

6月4日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

7月30日、中7週で迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

9月17日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

11月6日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい15着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は野中悠太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はタレてしまい14着に終わった。

12月5日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったグレイトデピュティに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

12月27日、中2週で迎えた7戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエメラルドザオーを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2017年）

1月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のマックル賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアンティクイーンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月8日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたマイネルレイール決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の梅見月賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のおぼろ月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の桜月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のつつじ賞（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた15戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、キウイチャンに3/4馬身交わされて2着となった。

5月29日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のくずまきミルンちゃん賞（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったアムネシアに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月12日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のゴールデンカサブランカ賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

8月6日、中7週で迎えた18戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサンゴールド賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた19戦目は、サマーレッド賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のプレシャスに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月11日、中1週で迎えた20戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、ベテルギウス賞（水沢ダート850m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

9月18日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、盛岡地場産賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は木村暁騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

10月1日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた22戦目は、オペレッタドレス賞（盛岡芝1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（3戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

11月6日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、シチフクジン賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナチュラルウーマンを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて3勝目を手中に収めた。

11月20日、中1週で迎えた24戦目は、イーハトーヴォ賞（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた25戦目は、ウィンティー賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた26戦目は、クラビフローラ賞（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4歳（2018年）

1月8日、連闘で迎えた28戦目は、カツラギシボリ賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（6戦2勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

2月27日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた29戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた30戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、4着を確保した。

4月14日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた32戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は木村直輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4月23日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村直輝騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5月3日、中0週で迎えた34戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた35戦目は、井上ファミリー特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、キャンドルライトにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月2日、連闘で迎えた36戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で妹尾浩一朗騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で妹尾浩一朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。