ブルースオンリー（1998年生、母ブルースレコード）

ブルースオンリー（1998年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時11歳）と交配したブルースレコードが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方29戦8勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年のサルビア特別(一般B)。

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

1月27日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は430kg。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、ステップステージにクビ差交わされて2着となった。

3月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

3月18日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

8月11日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から48kg戻して迎えた5戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた7戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月7日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

4歳（2002年）

1月15日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた10戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルイチテンザンに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月20日、中1週で迎えた11戦目は、春蘭特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタンクバスターに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月18日、中3週で迎えた12戦目は、春蘭特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のシューリンクを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

4月10日、中2週で迎えた13戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシューリンクに3/4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月7日、中3週で迎えた14戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサーペンクィーンをクビ差制して怒涛の5連勝を決めた。

5月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた16戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサーペンクィーンから1馬身半差の2着に敗北した。

6月24日、中1週で迎えた17戦目は、紅花特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田稔騎手（7戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったウィンエクセルから1馬身差の2着に敗北した。

7月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、あさがお特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田稔騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャニオンホークから2馬身差の2着に敗北した。

9月2日、中6週で迎えた19戦目は、サルビア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカセンリョウをクビ差制して6勝目をマークした。

9月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（9戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた21戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般A6（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のラパンアジルに2馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

10月31日、中0週で迎えた22戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月3日、中4週で迎えた23戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた24戦目は、サンタクロース特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（10戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2003年）

1月19日、中3週で迎えた25戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（11戦5勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた26戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（12戦5勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月9日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた27戦目は、しらゆり特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（13戦5勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後はハッピーマンデーと並んで2着同着となった。

6月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（14戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月24日、中4週で迎えた29戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（15戦5勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリアルパンチに3/4馬身の差をつけて8勝目を収める

8月4日、中1週で迎えた30戦目は、ハイビスカス特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（16戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた31戦目は、百日紅特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた32戦目は、ダリア特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（17戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた33戦目は、牝馬限定G3のクイーン賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は宇都英樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた34戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（18戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた35戦目は、リンドウ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた36戦目は、エリカ特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた37戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（19戦6勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。