デスティロッソ（2020年生、母ブラッシュウィズデスティニー）

デスティロッソ（2020年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名より+父名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のモンテロッソ（当時13歳）と交配したブラッシュウィズデスティニーが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は漆原武男。主な勝ち鞍は2023年のさがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞(C2 26)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、漆原牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月10日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

2022年11月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月23日、中4週で迎えた4戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のマオ・ユカ結婚お祝い記念（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったビットコインに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3歳（2023年）

1月3日、中1週で迎えた5戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の翔平☆まほ新たな人生出走記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた6戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

6月15日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた9戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝!井上敦嗣君生誕記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大畑慧悟騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた11戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

8月22日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のウマ娘プリティー千夏35歳記念（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浅野皓大騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた15戦目は、Yuuri 誕生記念（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた16戦目は、祝・的場文男騎手本日デビュー50周年記念（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月2日、中6週で迎えた17戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のルーラルーラに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月18日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったニシノカナンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2024年）

2月10日、中7週で迎えた19戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

2月18日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2 18（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小松丈二騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のミスターホウジュをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

3月10日、中2週で迎えた21戦目は、薗部博之さん来場記念（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小松丈二騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた22戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた23戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。