ベルピット（2020年生、母ベルライン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、厚賀古川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、廣松金次によって693万円で落札された。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2022年）

5月26日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサマーストーリーに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月29日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのパール特別（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオーマイグッネスを鬼脚で半馬身差し切って制した。

7月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップオープ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオーマイグッネスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月24日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のサッポロクラシックカップ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るオーマイグッネスを途轍もない末脚で3/4馬身差し切って負け知らずの4連勝を決めた。

9月22日、中3週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、オーマイグッネスにハナ差交わされて2着に甘んじた。

11月3日、中5週で迎えた6戦目は、2歳Jpn3のJBC2歳優駿（門別ダート1800m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったゴライコウに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2023年）

4月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦の牡羊座特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（6戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサルトアンヘルに8馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑村真明騎手（7戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニシケンボブに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月15日、中5週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で桑村真明騎手（8戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のニシケンボブに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳オープンの王冠賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で桑村真明騎手（9戦7勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、リードを2馬身以上確保して、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニシケンボブに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月1日、中4週で迎えた11戦目は、3歳M1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で桑村真明騎手（10戦8勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず3着に敗れた。

11月9日、中5週で迎えた12戦目は、道営記念（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で桑村真明騎手（11戦8勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2024年）

4月25日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、ゆうべつチューリップフェア特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で桑村真明騎手（12戦8勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハセノパイロに約13馬身の大差をつけて圧倒的人気に応えた。