サルトアンヘル（2020年生、母メイショウブルック）

Salto Angel

2020.03.19

サルトアンヘル（2020年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のダンカーク（当時14歳）と交配したメイショウブルックが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。2023年の星雲賞に勝利した他、2022年のブロッサムカップ(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2022年）

5月18日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

6月9日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての4番ゲートからスタート。出走取消となった。

7月21日、中8週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシャイニーセンスに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月17日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るルンバルンバルンバを目の覚めるような末脚で3/4馬身差し切って2勝目を手に入れた。

9月14日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のバシュラマックに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月4日、中2週で迎えた5戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のブロッサムカップ（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったスギノプリンセスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3歳（2023年）

4月19日、約6か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳戦の牡羊座特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（4戦3勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったベルピットに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

5月25日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定地方重賞のヒダカソウカップ（門別ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた8戦目は、BTC調教場30周年記念特別1（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（門別ダート1800m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（7戦3勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた10戦目は、新冠町ふるさと納税特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（8戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた11戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの星雲賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のディオスメッセージをアタマ差振り切って4勝目をつかんだ。

9月26日、中5週で迎えた12戦目は、月形樺戸博物館特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（9戦3勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた13戦目は、静内軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（10戦3勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るブリックロードを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月26日、中1週で迎えた14戦目は、ニセコイエスクリーン米特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（11戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のグラーツィアに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月9日、中1週で迎えた15戦目は、来年も門別でJBC2歳優駿特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（12戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。