ブリックロード（2020年生、母バトルアンコール）

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別敏朗から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、橋本富夫によって275万円で落札された。

山口竜一厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2022年）

5月19日、デビュー戦は小野楓馬騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 雨/良）に出走。馬体重は454kg。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月22日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた3戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の日高町キャラ・とねっこくん賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったニャーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

8月9日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦の安平町移住者募集賞（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

9月22日、中5週で迎えた6戦目は、2歳戦の日高町プチプチ!いくら賞（門別ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、リョウタスペシャルに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月5日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた8戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた9戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のヤマジュンセーヌに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3歳（2023年）

4月19日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、3歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、3歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のクラキンカに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳オープンの梅月賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦2勝）。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエアポートライナーに2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

5月30日、中1週で迎えた13戦目は、クレマチス特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で落合玄太騎手（4戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のマッターホルンに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のアルキバ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（3戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のテクノダイヤモンドに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月28日、中1週で迎えた15戦目は、江差かもめ島まつり特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシーサーペントに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月25日、中3週で迎えた16戦目は、アニマルキングダム賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリッキオに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

8月15日、中2週で迎えた17戦目は、3歳オープンの星雲賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（6戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた18戦目は、オケクラフト特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、ライトニングブルーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月26日、中1週で迎えた19戦目は、クレオメ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のディーエスボンバーに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月10日、中1週で迎えた20戦目は、静内軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（9戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、サルトアンヘルに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた21戦目は、マリーゴールド特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で桑村真明騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のライトニングブルーをクビ差振り切って優勝

11月8日、中1週で迎えた22戦目は、由仁町・栗山町由栗いも特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で桑村真明騎手（11戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るサワヤカローズをアタマ差だけ差し切って制した。

4歳（2024年）

4月24日、約5か月半の休み明けで迎えた23戦目は、ナデシコ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で桑村真明騎手（12戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のアリススプリングスに1馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。