ディオスメッセージ（2020年生、母ウィンメッセージ）

ディオスメッセージ（2020年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトビーズコーナー（当時12歳）と交配したウィンメッセージが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は山口明彦。2023年の星雲賞で2着に入った他、2022年のウィナーズチャレンジ2で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2022年）

5月3日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスーパーフレッシュチャレンジ2（門別ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のコパノオレゴンを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

6月15日、中5週で迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したエイシンエイトを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

6月28日、中1週で迎えた3戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

7月28日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップオープ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた5戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのターフチャレンジ2（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

11月9日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ12（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

12月6日、中3週で迎えた7戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた8戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

デビュー前

南弘樹厩舎（兵庫）へ入厩。

3歳（2023年）

1月27日、中3週で迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（姫路ダート1800m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた10戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったビキニボーイを3/4馬身捉え切れず2着となった。

3月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の兵庫ユースカップ（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

7月11日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、キキョウ特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた13戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、ネズミモチ特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、逃げるディーエスエールを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

8月15日、中2週で迎えた14戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの星雲賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したサルトアンヘルにアタマ差届かず2着となった。

8月29日、中1週で迎えた15戦目は、3歳オープンの王冠賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた16戦目は、エスケンデレヤ賞（門別ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた17戦目は、浦河町ふるさと納税大感謝特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた18戦目は、アポイ岳世界ジオパーク特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた19戦目は、北海道厩務員会特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

4歳（2024年）

4月18日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー1（門別ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。