ラヴィスタ（2006年生、母ブレイクザレコード）

ラヴィスタ（2006年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「眺望（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時16歳）と交配したブレイクザレコードが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方29戦2勝2着4回。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

1月10日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って11着に終わった。

3月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

5月9日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず12着に終わった。

11月7日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般E12（高知ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったメイショウサミットに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中2週で迎えた5戦目は、一般E8（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグランプリセイハに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月13日、中1週で迎えた6戦目は、一般E9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、クリノハッピーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2010年）

1月1日、中2週で迎えた7戦目は、しめ縄特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい3着に敗れた。

1月9日、連闘で迎えた8戦目は、優花4歳お誕生日特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた9戦目は、一生応援高知競馬特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉兼育康騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

1月30日、連闘で迎えた10戦目は、一般Eニ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で倉兼育康騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく3着に敗れた。

2月7日、連闘で迎えた11戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、荒磯特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた12戦目は、西山裕貴騎手を鞍上に迎えて、一般E7（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた13戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、伊予牛特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエーシンレドメーンに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-7（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、エイダイサンピラーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月9日、中4週で迎えた15戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で別府真衣騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で別府真衣騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったプラチナグリッターに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で別府真衣騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で別府真衣騎手（5戦1勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた19戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

8月22日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は別府真衣騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

9月4日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた21戦目は、近江商人森本新特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

9月25日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた22戦目は、騎手交流第十七戦（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で別府真衣騎手（8戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず3着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で別府真衣騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた24戦目は、奥物部もみじ祭り特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で別府真衣騎手（10戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で別府真衣騎手（11戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず3着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上C3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で別府真衣騎手（12戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた27戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、南関東LJCC第1戦（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（13戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

5歳（2011年）

1月17日、中1週で迎えた29戦目は、上田健人騎手を鞍上に迎えて、全日本新人王争覇戦第1戦（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（14戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

3月26日、中5週で迎えた31戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、共に頑張ろう宮城特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

5月1日、中4週で迎えた32戦目は、東日本大震災被災地支援特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。