スマートダッシュ（2016年生、母ミンドゥルレ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、白瀬盛雄から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、門別牧場によって259.2万円で落札された。2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2018年）

7月31日、デビュー戦は村松翔太騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は465kg。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったムーンヴィグラスに詰め切れず、約14馬身差の2着となった。

8月25日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクリスタルスノーを豪快な末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

9月11日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のシリウス特別（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村松翔太騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のローズカラーに1馬身1/4の差をつけて2勝目をマークした。

10月14日、中2週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村松翔太騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の天山賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村松翔太騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のカペラ賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村松翔太騎手（6戦2勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

3歳（2019年）

1月5日、中5週で迎えた8戦目は、3歳オープンの佐賀若駒賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で村松翔太騎手（7戦2勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の肥前特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の佐賀皐月賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のくすの栄橋賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の初夏賞（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（9戦2勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた13戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の虹の松原特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の夏至賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（10戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のシューティングスター特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のブルースター特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（11戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の有田焼特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（12戦2勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた18戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスターマイン特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の七ツ釜特選（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のスピードスター特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた21戦目は、アンドロメダ座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた22戦目は、菊の香特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

12月17日、中5週で迎えた23戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、ケフェウス座特選（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

4歳（2020年）

1月5日、中2週で迎えた24戦目は、迎春特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキシュウサラリンに1馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

2月9日、中1週で迎えた26戦目は、小草生月賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったレッドアルビオンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

2月27日、中2週で迎えた27戦目は、ねこやなぎ賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は村松翔太騎手（13戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るガーネットホープを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月26日、中3週で迎えた28戦目は、仲原大生騎手を鞍上に迎えて、こぶし賞（佐賀ダート1300m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月5日、中0週で迎えた29戦目は、さがけいば最終レースは19時台2（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で仲原大生騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のトークーブケパロスをアタマ差振り切って優勝

4月25日、中2週で迎えた30戦目は、ダイヤモンド特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で仲原大生騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったゲットワイルドに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

5月9日、中1週で迎えた31戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、メイ特選（佐賀ダート1800m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

5月23日、中1週で迎えた32戦目は、エメラルド特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（14戦3勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた33戦目は、長崎街道山家宿特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた34戦目は、ルビー特選（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は村松翔太騎手（15戦3勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた36戦目は、IMB創業25周年記念競走（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた37戦目は、長崎街道中原宿特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のエーティーキンセイに1馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

9月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、「ほとめきナイター」まであと7日（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したバルダッキーノにハナ差届かず2着となった。

10月4日、連闘で迎えた39戦目は、長崎街道境原宿特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（16戦3勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

10月31日、中3週で迎えた40戦目は、十三夜賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（17戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったヴァントネールに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月15日、中1週で迎えた41戦目は、七五三賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のトライアンフを3/4馬身振り切って7勝目を手にした。

11月29日、中1週で迎えた42戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、雪見月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったハーフハーフスターに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2021年）

1月30日、中8週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた43戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、早緑月賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた44戦目は、さざんか賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた45戦目は、染色月賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。