ミーナティエルナ（2019年生、母プレインズウーマン）

ミーナティエルナ（2019年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「少女(西)+かわいい(西)」。毛色は栗毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時7歳）と交配したプレインズウーマンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷川牧場。戦績は、中央平地14戦1勝、地方4戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

YGGオーナーズクラブにて総額2,420万円（2.42万×1000口）で一口馬主が募集された。

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

8月1日、デビュー戦は松本大輝騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は432kg。17頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松本大輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた3戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入った。

10月2日、中1週で迎えた4戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩田望来騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

3歳（2022年）

5月1日、約6か月半の休養明けで迎えた6戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

5月22日、連闘で迎えた8戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

7月3日、中5週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は今村聖奈騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

8月14日、中5週で迎えた10戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて、最後は2着のブラックサウザーに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2023年）

2月19日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は今村聖奈騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

11月5日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今村聖奈騎手（5戦0勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で今村聖奈騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

5歳（2024年）

1月17日、中8週で迎えた15戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、馬い!八丈島レモン発売記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた16戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、王者の眼差し賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2三四（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月25日、中4週で迎えた18戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったニシノサキュバスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。