アニメート（2014年生、母スイートパッセ）

アニメート（2014年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「生命をふきこむ」。毛色は青鹿毛。種牡馬のワイルドワンダー（当時12歳）と交配したスイートパッセが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内フジカワ牧場。戦績は、地方11戦3勝2着1回。2017年の背振山賞(地方重賞)に勝利した他、2017年の飛燕賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

三小田幸人厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2016年）

9月10日、デビュー戦は吉田順治騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。馬体重は432kg。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るトークーブケパロスを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月23日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のリゲル特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスマートラインに7馬身の差をつけて制した。

3歳（2017年）

1月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳オープンの佐賀若駒賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で吉田順治騎手（7戦2勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

2月5日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の背振山賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアイディアルレディに1馬身半の差をつけて3勝目を収める

2月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の飛燕賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、コパノレイミーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月23日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。