オーミシルビア（1986年生、母ロイヤルノーザン）
Omi Sylvia
1986.03.16
オーミシルビア（1986年3月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニン（当時14歳）と交配したロイヤルノーザンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はロイヤルファーム（有）新冠支場。戦績は、中央平地21戦1勝、地方34戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年の3歳新馬(牝)。
経歴
デビュー前
古川平厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1988年）
10月8日、デビュー戦は宮徹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。
10月23日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮徹騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクインラガーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
11月12日、中2週で迎えた3戦目は、2歳G2のデイリー杯3歳ステークス（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で宮徹騎手（2戦1勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず12着に終わった。
12月11日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳G3のラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮徹騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。
3歳（1989年）
1月21日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳400万下（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で宮徹騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず3着に敗れた。
2月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳400万下の梅花賞（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮徹騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。
3月4日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定4歳400万下の初雛賞（阪神芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮徹騎手（6戦1勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。
3月19日、中1週で迎えた8戦目は、山本康二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2の報知杯4歳牝馬特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。
4月22日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳400万下（京都芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山本康二騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
5月6日、中1週で迎えた10戦目は、4歳400万下（京都芝2400m 外回り 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山本康二騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを5馬身以上保って、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。
5月27日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定4歳400万下の野苺賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本康二騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。
9月24日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は宮徹騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。
10月7日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮徹騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。
10月22日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮徹騎手（9戦1勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。
11月4日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮徹騎手（10戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。
11月18日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮徹騎手（11戦1勝）。20頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。
12月3日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮徹騎手（12戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。
12月17日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮徹騎手（13戦1勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。
4歳（1990年）
3月25日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。
4月21日、中3週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。
4月29日、連闘で迎えた21戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。
6月11日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のノーザンジョオーに2馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。
7月4日、中2週で迎えた23戦目は、笠松町長杯（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月22日、中2週で迎えた24戦目は、飛水峡特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。
8月26日、中4週で迎えた25戦目は、根ノ上特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山誠騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタツミリリアンから4馬身差の2着となった。
9月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨマサオーザに2馬身半の差をつけて制した。
10月1日、中2週で迎えた27戦目は、三番叟特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で横山誠騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月22日、中2週で迎えた28戦目は、白菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横山誠騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコトブキゼウスに2馬身半の差をつけて優勝
11月7日、中1週で迎えた29戦目は、中山七里特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で横山誠騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月21日、中1週で迎えた30戦目は、磨墨特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で横山誠騎手（8戦3勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
12月16日、中3週で迎えた31戦目は、畜産フェアー特別（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で横山誠騎手（9戦3勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月31日、中1週で迎えた32戦目は、日刊スポ杯（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で横山誠騎手（10戦3勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
5歳（1991年）
1月14日、中1週で迎えた33戦目は、松竹梅特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で横山誠騎手（11戦3勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
3月12日、中7週で迎えた34戦目は、弥生特別（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で横山誠騎手（12戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月7日、中3週で迎えた35戦目は、奈良津桜特別（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で横山誠騎手（13戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月29日、中2週で迎えた36戦目は、牡丹特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で横山誠騎手（14戦3勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月9日、中0週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた37戦目は、カーネーション特別（中京(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で横山誠騎手（15戦3勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月17日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた38戦目は、かがり火特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で横山誠騎手（16戦3勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月31日、中1週で迎えた39戦目は、吉田一騎手を鞍上に迎えて、木曽川特別（笠松ダート1800m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月13日、中1週で迎えた40戦目は、あやめ特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は横山誠騎手（17戦3勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月10日、中3週で迎えた41戦目は、雷鳥特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（18戦3勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月25日、中1週で迎えた42戦目は、一般A2 B1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山誠騎手（19戦3勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフレッシュアピールから4馬身差の2着となった。
8月14日、中2週で迎えた43戦目は、葉月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山誠騎手（20戦3勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月29日、中1週で迎えた44戦目は、数河特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山誠騎手（21戦3勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。
9月15日、中1週で迎えた45戦目は、秋分特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で横山誠騎手（22戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月24日、中5週で迎えた46戦目は、神無月特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横山誠騎手（23戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月6日、中1週で迎えた47戦目は、中山七里特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で横山誠騎手（24戦3勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月20日、中1週で迎えた48戦目は、水車特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で横山誠騎手（25戦3勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月12日、中2週で迎えた49戦目は、師走特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で横山誠騎手（26戦3勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月28日、中1週で迎えた50戦目は、一般B1（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で横山誠騎手（27戦3勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
6歳（1992年）
1月15日、中2週で迎えた51戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、北海道・笠松ジョッキーカップ（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
1月28日、中1週で迎えた52戦目は、ガーネット特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山誠騎手（28戦3勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月7日、中0週で迎えた53戦目は、寒椿特別（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（29戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月6日、中3週で迎えた54戦目は、春蘭特別（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山誠騎手（30戦3勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月6日、中3週で迎えた55戦目は、日刊スポ杯（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横山誠騎手（31戦3勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。