ヨシダディ（1995年生、母フリーウィル）

ヨシダディ（1995年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時13歳）と交配したフリーウィルが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方9戦7勝。主な勝ち鞍は1999年の一般C1(ハンデ)。

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

9月5日、デビュー戦は嶋田高宏騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

4歳（1999年）

7月21日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3（三条ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のチャンピオンバッハに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月16日、中3週で迎えた3戦目は、ハンデ戦の一般C2（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノフライトに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月10日、中3週で迎えた4戦目は、ハンデ戦の一般C2（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋耕輝騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のロマンスサンに4馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

10月17日、中4週で迎えた5戦目は、一般C2イ（三条ダート1650m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋耕輝騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のロマンスサンに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月7日、中2週で迎えた6戦目は、ハンデ戦の一般C1（三条ダート1650m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小嶋耕輝騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエーブカムオンに8馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月28日、中2週で迎えた7戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、さざんか特別（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2000年）

4月29日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、一般C1ハ（新潟(地)ダート1550m 晴/稍重）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（5戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマタケイブキに8馬身の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

8月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のジョンデビクトリーに2馬身半の差をつけて7勝目を手にした。

10月3日、中6週で迎えた10戦目は、地方重賞の以上山城大賞典（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（6戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。12着に敗れた。