ドリームフォー（2013年生、母エターナルドリーム）

ドリームフォー（2013年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「四頭の夢。四頭目の産駒なので」。毛色は芦毛。種牡馬のパイロ（当時8歳）と交配したエターナルドリームが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。主な勝ち鞍は2017年の水彩都市・江東特別(一般B2三)。

経歴

デビュー前

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

7月12日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

9月19日、中9週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

10月11日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったグランジャーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月31日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったスナークレッドにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

3歳（2016年）

2月28日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

6月11日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた11戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

10月14日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、神無月特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた13戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、中央区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

11月17日、中2週で迎えた14戦目は、初霜特別（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤井勘一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた15戦目は、除月賞（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤井勘一郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天与の負けん性を発揮して諦めることなく走り切り、5着を確保した。

12月31日、中2週で迎えた16戦目は、カウントダウン2017（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤井勘一郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したベリーフェイマスを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

4歳（2017年）

8月31日、約8か月の休養明けで迎えた17戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモリデンサンバに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月15日、中1週で迎えた18戦目は、ペルセウス賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鬼脚を爆発させて、最後は2着のウインプライズに2馬身の差をつけて制した。

10月31日、中6週で迎えた19戦目は、水彩都市・江東特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（2戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のビリーバローズに1馬身3/4の差をつけて3勝目を手中に収めた。

11月17日、中1週で迎えた20戦目は、アルデバラン賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中野省吾騎手（3戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月29日、中5週で迎えた21戦目は、圧巻のSPAT4プレミアムポイント賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中野省吾騎手（4戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

5歳（2018年）

1月31日、中4週で迎えた22戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、猛虎特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた23戦目は、バレンタイン賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた24戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、朧月賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

8月12日、約5か月の休養明けで迎えた25戦目は、大井のSPAT4プレミアムポイント賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた26戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、筑後川賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた27戦目は、アーバンステージ長月賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた28戦目は、TOKYO TIME TUNNEL賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のリセットを半馬身振り切って4勝目をつかんだ。

12月3日、中7週で迎えた29戦目は、ブルージルコン賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦1勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

6歳（2019年）

6月7日、約6か月の休み明けで迎えた30戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般B2五 B3五（大井ダート1800m 雨/重）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。