エペデュー（2006年生、母カムイイットー）

エペデュー（2006年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「剣（仏）＋神（仏）。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時9歳）と交配したカムイイットーが21歳のときに産んだ15番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

11月1日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。17頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったプットリーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月15日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のリュシオルをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

12月7日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのクリスマスローズステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず16着に敗れた。