スピードキャノン（1996年生、母ロマンスレディー）
Speed Cannon
1996.04.24
スピードキャノン（1996年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時8歳）と交配したロマンスレディーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は山岡ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方41戦12勝2着7回。主な勝ち鞍は2001年の一般C2五六。
経歴
デビュー前
飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1999年）
3月7日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。
3月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1600m 外回り 小雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。
4月10日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に敗れた。
5月15日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。
5月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場均騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。
10月26日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳C2（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウパサールから1馬身半差の2着となった。
11月21日、中1週で迎えた8戦目は、4歳C3（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田延由騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクアルカディアをクビ差制して待望の初白星を挙げた。
12月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳C1（上山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田延由騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4歳（2000年）
4月17日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、一般C6イ（上山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田延由騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のコンゴウテイオーに3/4馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。
5月3日、中1週で迎えた11戦目は、山寺特別（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山田延由騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5ハ（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田延由騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサクタロウに6馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。
5月28日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田延由騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったコンゴウテイオーからクビ差の2着に惜敗した。
6月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C5ハ（上山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で山田延由騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のソブリンクリークをクビ差制して4勝目をマークした。
6月26日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田延由騎手（9戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアオイゲッコウから1馬身差の2着に敗北した。
7月23日、中3週で迎えた16戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月13日、中2週で迎えた17戦目は、青葉城特別（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山田延由騎手（10戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。
8月27日、中1週で迎えた18戦目は、一般C5ハ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（11戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月23日、中3週で迎えた19戦目は、一般C4ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田延由騎手（12戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクシャイニングから5馬身差の2着に敗北した。
10月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田延由騎手（13戦4勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクシャイニングから3馬身差の2着となった。
10月22日、中1週で迎えた21戦目は、庄内平野特別（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田延由騎手（14戦4勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4イ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田延由騎手（15戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノプリティーに2馬身の差をつけて制した。
12月18日、中5週で迎えた23戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C3五イ（船橋ダート1400m 内回り 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオネスティカオスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
5歳（2001年）
1月9日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3六ア（船橋ダート1400m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のマエノハヤヒデを半馬身振り切って7勝目を手中に収めた。
2月5日、中3週で迎えた25戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のダイタクアレグレスに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
3月15日、中4週で迎えた26戦目は、一般C3三（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトマトケチャップを目の覚めるような末脚で3/4馬身差し切って怒涛の5連勝を決めた。
4月5日、中2週で迎えた27戦目は、花吹雪特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したエルカミノレアルを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。
4月23日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2七ウ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るグロリアタイザンを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。
5月30日、中4週で迎えた29戦目は、一般C2三ア（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。
6月28日、中3週で迎えた30戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。
7月6日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマロシャンに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす
7月26日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（9戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。
11月6日、約3か月半の休養明けで迎えた33戦目は、一般C2二ア（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（10戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。
11月20日、中1週で迎えた34戦目は、いわし雲特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で石崎隆之騎手（11戦6勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。
12月20日、中3週で迎えた35戦目は、年の瀬特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で石崎隆之騎手（12戦6勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。
6歳（2002年）
1月4日、中1週で迎えた36戦目は、佐藤正人騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。
6月27日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた37戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2六ア（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヒノデウインを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。
7月18日、中2週で迎えた38戦目は、一般C2五イ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。
8月29日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた39戦目は、一般C2五ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。
9月19日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた40戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったビーマイダンサーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
10月1日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2二イ（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。
10月17日、中1週で迎えた42戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（大井ダート1190m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に敗れた。
11月7日、中2週で迎えた43戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。
11月26日、中2週で迎えた44戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
12月3日、連闘で迎えた45戦目は、一般C2二ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。
12月24日、中2週で迎えた46戦目は、ハンデ戦のホワイトクリスマス賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。