ケイアイマリブ（2015年生、母ケイアイアテナ）

ケイアイマリブ（2015年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+カリフォルニアにある都市名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時12歳）と交配したケイアイアテナが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は新冠橋本牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

12月28日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は466kg。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま精一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のメイケイフウジンに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2018年）

1月20日、中2週で迎えた2戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

2月25日、中4週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の黄梅賞（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

3月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4月29日、中6週で迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

5月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

6月23日、中4週で迎えた7戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の日野特別（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。

10月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したチリーシルバーにクビ差届かず2着に惜敗した。

11月4日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は野中悠太郎騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

4歳（2019年）

4月20日、約5か月半の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（3戦1勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

6月30日、中9週で迎えた11戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 雨/不良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したライバーバードにハナ差届かず2着となった。

12月8日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

5歳（2020年）

4月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（4戦1勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

5月23日、中6週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（5戦1勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

6月20日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で野中悠太郎騎手（6戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

10月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

11月23日、中4週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

6歳（2021年）

1月24日、中8週で迎えた18戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

2月13日、中2週で迎えた19戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では電光石火の末脚を披露したが、4着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

4月18日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林凌大騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月16日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた22戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小林凌大騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では不屈の闘志で渋太く粘り込んで先頭をうかがい、最後は2着のトーアシオンをクビ差振り切って久々に勝ち星を挙げた。

9月12日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた23戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で小林凌大騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

10月2日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で小林凌大騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

12月4日、中8週で迎えた25戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの鹿島特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着を確保した。

12月26日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上2勝クラスの冬至特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

7歳（2022年）

9月25日、約9か月の休み明けで迎えた27戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

8歳（2023年）

1月18日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた28戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、未確認生物エル特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた29戦目は、石田跳馬誕生記念特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本雄大騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた30戦目は、落合橋特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本雄大騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、3着を確保した。

3月7日、中1週で迎えた31戦目は、堀ヶ生橋特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本雄大騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた32戦目は、星街すいせい生誕特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本雄大騎手（4戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で塚本雄大騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

8月12日、約4か月の休み明けで迎えた34戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、ごぶさた木下智史特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。