グローリーソング（2004年生、母アモーレペガサス）

グローリーソング（2004年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「栄光の歌」。毛色は栗毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時18歳）と交配したアモーレペガサスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害2戦0勝、地方19戦6勝2着2回。2006年の若駒賞(地方重賞)に勝利した他、2007年の東京湾カップ(S3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

6月27日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は454kg。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のエイダイヒーローに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月6日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のフェミニンブロンドに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月28日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月15日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオペラダンディを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って3勝目を掴み取った。

3歳（2007年）

1月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から27kg戻して迎えた8戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の南天特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のゾロを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

2月19日、中5週で迎えた9戦目は、3歳オープンの’07雲取賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

4月11日、中6週で迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳S3のクラウンカップ（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた11戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳S3の東京湾カップ（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、ウエスタンローレルに交わされて2馬身差の2着となった。

6月6日、中4週で迎えた12戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

10月26日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、ハンデ戦のSPAT4賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のラビーエメラルドをアタマ差振り切って休養明け初戦を制した。

11月14日、中2週で迎えた14戦目は、フェイスフルステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた15戦目は、フェイスフルブーツ特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

4歳（2008年）

1月7日、中4週で迎えた16戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、白富士盃（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったブラックサーボに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月6日、中3週で迎えた17戦目は、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1800m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた18戦目は、フェブラリースター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアルスヴィドを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月20日、中2週で迎えた19戦目は、麗春賞（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

7月5日、約3か月半の休み明けで迎えた20戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の三木特別（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

8月23日、中6週で迎えた21戦目は、3歳以上1000万下の日高特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた22戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の層雲峡特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上1000万下のアカシヤ特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小原義之騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

12月6日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2009年）

1月18日、中5週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月5日、約5か月半の休み明けで迎えた27戦目は、3歳以上1000万下の皆生特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた28戦目は、3歳以上1000万下の響灘特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。