クインズミリセント（2014年生、母ポストパレード）

クインズミリセント（2014年6月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋オーストラリアの地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時14歳）と交配したポストパレードが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田一夫。戦績は、中央平地1戦0勝、地方8戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2018年の3歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

5月27日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は476kg。18頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

4歳（2018年）

4月19日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るハッピーテーラーを半馬身差し切って初勝利を挙げた。

5月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、レッツドローンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中1週で迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

6月14日、連闘で迎えた6戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハドロサウルスに9馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた8戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、日高銀聖特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた9戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、マツバボタン特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。