トモノオーショウ（1999年生、母オカノパール）
Tomono Osho
1999.05.12
トモノオーショウ（1999年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンコウキング（当時8歳）と交配したオカノパールが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は野村 正信。戦績は、地方20戦8勝2着6回。主な勝ち鞍は2002年の3歳。
経歴
デビュー前
川村昭男厩舎（船橋）へ入厩。
3歳（2002年）
5月8日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は487kg。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。
7月1日、中7週で迎えた2戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るエキシビジョンを次元の違う末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。
8月28日、中7週で迎えた3戦目は、福岡登騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。
9月18日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、4着に終わった。
4歳（2003年）
3月25日、約6か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカサイランサーをクビ差だけ差し切って休養明け初戦を制した。
11月10日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C3二ア（船橋ダート1500m 小雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったトモノアーミジャーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。
12月9日、中3週で迎えた7戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルゴフラッグを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って優勝
5歳（2004年）
1月15日、中4週で迎えた8戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたテイシンキング決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。
2月9日、中3週で迎えた9戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、3着に終わった。
3月24日、中5週で迎えた10戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、トートユニコーンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。
4月16日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のタカノロマンスに2馬身の差をつけて制した。
5月12日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。
6歳（2005年）
3月16日、約10か月半の休み明けで迎えた13戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したオネストルビーを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。
4月13日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3十（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトップリリーに5馬身の差をつけて5勝目を収める
4月27日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3五イ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るロマネコンティワンを豪脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
6月2日、中4週で迎えた16戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤隆騎手（9戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るロマネコンティワンを自慢の末脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。
6月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤隆騎手（10戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のドリームロードに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
8月26日、中8週で迎えた18戦目は、一般C3一（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤隆騎手（11戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、アサヒシステムに交わされて3馬身差の2着に敗北した。
7歳（2006年）
5月3日、約8か月半の休養明けで迎えた19戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3三イ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。
9月22日、約4か月半の休養明けで迎えた20戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋利幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったノトキングに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。