ミナミミュージック（1998年生、母ミナミカオリ）

ミナミミュージック（1998年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のミュージックタイム（当時11歳）と交配したミナミカオリが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は南牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方24戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年のベコニア特別。

経歴

デビュー前

2歳のとき、南春夫から「プレミア現役馬トレードセールサラブレッド」に上場されたが主取りとなった。

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

4月19日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は426kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月26日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイナピクシーから3馬身差の2着となった。

5月10日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月22日、中5週で迎えた4戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のビックトップランをクビ差制して初勝利を挙げた。

7月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジ4（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月9日、連闘で迎えた8戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ5（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた9戦目は、3歳500万下（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（8戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハートフルソングからクビ差の2着に甘んじた。

10月25日、中1週で迎えた12戦目は、2歳戦のメジロマックイーン特別（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は米川昇騎手（1戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月8日、中1週で迎えた13戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（9戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオーパーツリボンをクビ差制して2勝目をゲットした。

11月21日、中1週で迎えた14戦目は、2歳オープンのメジロライアン特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

3歳（2001年）

1月10日、中6週で迎えた15戦目は、小林照男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福寿草特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

2月6日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦の水仙特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林照男騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

3月12日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、3歳戦の菜の花特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林照男騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

3月21日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた18戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林照男騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林照男騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林照男騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

4月27日、連闘で迎えた21戦目は、3歳戦の山桜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林照男騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月17日、中2週で迎えた22戦目は、3歳戦の菖蒲特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小林照男騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた23戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベコニア特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るプレミアムフェリスを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

6月17日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦のあじさい特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（2002年）

2月27日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小林照男騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。