タキオビジン（1997年生、母ミルコマフォード）

タキオビジン（1997年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のオタルホーマー（当時12歳）と交配したミルコマフォードが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山田昇史。戦績は、地方27戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の短距離特別(アラ系4歳以上)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山田昇史から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

寺嶋正勝厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（1999年）

6月29日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（姫路ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチノタイキから2馬身半差の2着に敗北した。

7月27日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（姫路ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた3戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（園田ダート820m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンリアーチから2馬身差の2着に敗北した。

8月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、アラ系3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月21日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のエムケイヒットに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月30日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のラリベリに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月27日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2000年）

3月30日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のサチフジクラウンに3/4馬身の差をつけて3勝目をマークした。

5月24日、中2週で迎えた11戦目は、東浦町カーネーション特別（園田ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のコウフノパッションをハナ差制して制した。

6月22日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦の香蘭賞（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月5日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた13戦目は、かんなべ湯の森「ゆとろぎ」杯（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（9戦3勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月14日、連闘で迎えた14戦目は、大河内グリーンカップ（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で下原理騎手（10戦3勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスチールホーマから3/4馬身差の2着となった。

7月27日、中1週で迎えた15戦目は、ちくさ高原杯（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で下原理騎手（11戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた16戦目は、短距離特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で下原理騎手（12戦3勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマキオテイオーに半馬身の差をつけて優勝

9月7日、中3週で迎えた17戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、チャンピオンジョッキー賞（園田ダート1870m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

9月20日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（13戦4勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦の兵庫アラブクイーンカップ（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（14戦4勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた20戦目は、3歳戦の姫山菊花賞（姫路ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（15戦4勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月5日、中5週で迎えた21戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、7thインターナショナルジョッキーカップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた22戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、はぼたん（園田ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2001年）

1月2日、中1週で迎えた23戦目は、ふくじゅそう（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（16戦4勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月25日、中2週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上A1（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（17戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた25戦目は、川西源氏特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月4日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた26戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上A1（姫路ダート1500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月7日、中4週で迎えた27戦目は、星の都さよう特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（18戦4勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。