ロッチドリーマー（2006年生、母ロッチダンス）

ロッチドリーマー（2006年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋夢見る人」。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時14歳）と交配したロッチダンスが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）石田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石田牧場から「2007年度北海道セレクションセールサラブレッド1歳、2007年度北海道サマーセールサラブレッド1歳」及び「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

佐藤正雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

3月14日、デビュー戦は佐久間寛志騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

4歳（2010年）

1月31日、約11か月の休み明けで迎えた2戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

3月11日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したミスターイエモトを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

5月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のシーガーディアンに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月9日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシルクライジングをアタマ差だけ差し切ってファンの支持に応えた。