オリエントハンター（1997年生、母オリエントパール）

オリエントハンター（1997年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドハンター（当時13歳）と交配したオリエントパールが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は北葉ファーム。戦績は、地方15戦9勝2着2回。2000年の北関東ダービー(地方重賞)に勝利した他、2000年の平成12年度とちぎ大賞典(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田畑勝男厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（1999年）

8月29日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のしもつけ若駒（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は417kg。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のスエヒロサンダーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月14日、中6週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた2戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のカヌマオペラオーに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月5日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の若駒特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカヌマオペラオーをクビ差制して負け無しの3連勝を決めた。

3歳（2000年）

4月24日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨコハマブリッチから5馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中2週で迎えた5戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、4歳（足利ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアヘッドスキーに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月18日、中4週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の北関東ダービー（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスミノエースに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月21日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、きんもくせい特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイーシーキングに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月3日、中5週で馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた8戦目は、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（6戦5勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（7戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカヌマオペラオーから2馬身半差の2着に敗北した。

12月30日、中5週で迎えた10戦目は、地方重賞の平成12年度とちぎ大賞典（宇都宮ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（8戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブライアンズロマンに1馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。

4歳（2001年）

2月26日、中7週で迎えた11戦目は、地方重賞の織姫賞（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口竜一騎手（9戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月23日、中7週で馬体重を前走から25kg減らして迎えた12戦目は、卯月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口竜一騎手（10戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトレビアンに半馬身の差をつけて8勝目を奪取した。

8月13日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、地方重賞の葉月特別（宇都宮ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山口竜一騎手（11戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月17日、中4週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた14戦目は、長月特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山口竜一騎手（12戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のウルマデイゴに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、G3のとちぎマロニエカップ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口竜一騎手（13戦8勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。