ケイアイチアフル（2004年生、母ピュアウィンク）

ケイアイチアフル（2004年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋愉快」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時11歳）と交配したピュアウィンクが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方39戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

7月30日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は424kg。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

9月23日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月2日、中9週で迎えた3戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

3歳（2007年）

1月27日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

3月18日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

7月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

9月10日、中8週で馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた7戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、パッシングタイムに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

11月5日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた11戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

4歳（2008年）

1月24日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2 11（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

2月14日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2-15 16 17（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は森下博騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2九十11（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

3月6日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2九十11（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

4月24日、中4週で迎えた20戦目は、一般C2十11（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で半澤慶実騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2 11（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で半澤慶実騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で半澤慶実騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた23戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2-11 12 13（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

6月12日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2七八（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で半澤慶実騎手（9戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2十11（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で半澤慶実騎手（10戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で半澤慶実騎手（11戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で半澤慶実騎手（12戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で半澤慶実騎手（13戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で半澤慶実騎手（14戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた32戦目は、一般C3一（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で半澤慶実騎手（15戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の一般C2 C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で半澤慶実騎手（16戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で半澤慶実騎手（17戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で半澤慶実騎手（18戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた36戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で半澤慶実騎手（19戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

11月14日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で半澤慶実騎手（20戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた38戦目は、彩の国黒豚賞（浦和ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で半澤慶実騎手（21戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた39戦目は、一般C3一（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で半澤慶実騎手（22戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた40戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

5歳（2009年）

1月13日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3十（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（23戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた42戦目は、一般C3六七（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（24戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた43戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で半澤慶実騎手（25戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた44戦目は、一般C3六七八（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で半澤慶実騎手（26戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた45戦目は、一般C3八九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で半澤慶実騎手（27戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。