ブライティアベガ（2013年生、母ブライティアナイル）

ブライティアベガ（2013年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のファルブラヴ（当時15歳）と交配したブライティアナイルが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）雅牧場。主な勝ち鞍は2016年の一般C2二。

経歴

デビュー前

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

8月22日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

3歳（2016年）

6月4日、約8か月半の休養明けで迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

8月6日、中8週で迎えた4戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

8月21日、中1週で迎えた5戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、6着を確保した。

9月17日、中3週で迎えた6戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、希望郷いわて国体開催記念盛岡市賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のパキラに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月2日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、コスモタウルスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月16日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のスズランフェスタに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月30日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったセラグリーンに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

11月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイクスチェッカーに8馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

12月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で関本淳騎手（8戦3勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

4歳（2017年）

1月8日、連闘で迎えた15戦目は、洋野町三大ラーメン賞（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で関本淳騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったメイショウオムロに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、2016シーズン岩手競馬ありがとう賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で関本淳騎手（10戦3勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

4月9日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、大屋梅賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で関本淳騎手（11戦3勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた18戦目は、栗駒国定公園焼石連峰賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で関本淳騎手（12戦3勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で関本淳騎手（13戦3勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で関本淳騎手（14戦3勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で関本淳騎手（15戦3勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた22戦目は、ナボンヌ賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で関本淳騎手（16戦3勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた23戦目は、姫小桜賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で関本淳騎手（17戦3勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で関本淳騎手（18戦3勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したノブレジェンドを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

7月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で関本淳騎手（19戦3勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で関本淳騎手（20戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

8月14日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で関本淳騎手（21戦3勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は23戦連続で関本淳騎手（22戦3勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったピアノコンチェルトに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月17日、中2週で迎えた29戦目は、洋野町駅伝大会賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で関本淳騎手（23戦3勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。