ノブレジェンド（2013年生、母プルームリジェール）

ノブレジェンド（2013年2月23日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋伝説」。毛色は鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時15歳）と交配したプルームリジェールが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）猿倉牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方20戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の一般C1八。

経歴

デビュー前

1歳のとき、猿倉牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、前田亘輝によって1,134万円で落札された。

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

6月13日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

7月18日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

11月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた4戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

3歳（2016年）

2月14日、中9週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は長岡禎仁騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は失速してしまい18着に終わった。

4月16日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

6月18日、中8週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長岡禎仁騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

11月14日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

12月12日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた10戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4歳（2017年）

1月2日、連闘で迎えた11戦目は、初春賞（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、デルマダイコクに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月15日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2十九（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて、最後は2着のプレシャスを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月7日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のミカタをクビ差振り切って2勝目を獲得した。

7月9日、中5週で迎えた16戦目は、一般C2（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のブライティアベガに1馬身半の差をつけて制した。

8月6日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本聡哉騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

10月9日、中8週で迎えた18戦目は、ターフチャレンジ（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山本聡哉騎手（8戦3勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた19戦目は、アクエリアス賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山本聡哉騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい11着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で山本聡哉騎手（10戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

11月26日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で山本聡哉騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のバトルクウを半馬身振り切って4勝目を獲得した。

12月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で山本聡哉騎手（12戦4勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で山本聡哉騎手（13戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のジェイエレガンスをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

5歳（2018年）

4月16日、約3か月半の休み明けで迎えた24戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、ショウドウザクラ賞（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

5月14日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた25戦目は、ダンスパーティー賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた26戦目は、カンナ賞（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（14戦5勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた27戦目は、サンゴジュ賞（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。