ピエナガウディ（2016年生、母ピエナブラウニー）

ピエナガウディ（2016年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時17歳）と交配したピエナブラウニーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は株式会社ケイズ。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上C2-4。

経歴

デビュー前

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

1月12日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始13番手を追走。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

4月24日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のつつじ賞（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったサウンドカナロアに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

5月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のアルキバ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は城戸義政騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

7月27日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着を確保した。

8月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で城戸義政騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

9月19日、中4週で迎えた8戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の令和元年祐介・彩花結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったタイセイフレイムを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた13戦目は、カイヅカイブキ賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキャラメルムーンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月20日、連闘で迎えた15戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で戸部尚実騎手（7戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4歳（2020年）

1月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で戸部尚実騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で戸部尚実騎手（9戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で戸部尚実騎手（10戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったユウチャージに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で戸部尚実騎手（11戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた20戦目は、はるみ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で戸部尚実騎手（12戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた21戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で戸部尚実騎手（13戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のウインホノカを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

3月27日、中1週で迎えた22戦目は、伊良湖岬特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で戸部尚実騎手（14戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

7月22日、約4か月の休養明けで迎えた23戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のモズアンジェラに4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

8月7日、中1週で迎えた24戦目は、日間賀島特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（15戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（16戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタマモキャーンズに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月26日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-7（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月10日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた27戦目は、3歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて、最後は2着のオトメザミッキーを半馬身振り切って断然人気に応えた。

10月31日、中2週で迎えた28戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、オパール賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C1-9（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月13日、中3週で迎えた30戦目は、風花賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

12月26日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。