グローリプリンセス（1986年生、母ロングリリー）

グローリプリンセス（1986年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のヒツタイトグローリー（当時13歳）と交配したロングリリーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中田英樹。戦績は、中央平地8戦0勝、地方35戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は1989年の4歳B3。

経歴

デビュー前

久保田金造厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

2月25日、デビュー戦は蛯名信広騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた2戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

7月8日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は蛯名信広騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名信広騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

9月9日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名信広騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で蛯名信広騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で蛯名信広騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

11月21日、中5週で迎えた9戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、4歳B3（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた10戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、4歳B3（上山ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のマルトクローズに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（1990年）

4月23日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、一般D2ニ（上山ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は三浦誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、一般D2ニ（上山ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた13戦目は、山ノ井良浩騎手を鞍上に迎えて、一般D3イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントアカツキからクビ差の2着に惜敗した。

6月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた18戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は三浦誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた19戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったドウカンアンサーからハナ差の2着となった。

10月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般D3（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた25戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボールドから3/4馬身差の2着となった。

12月10日、中1週で迎えた27戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミリオンパーシアから1馬身半差の2着となった。

5歳（1991年）

4月22日、約4か月半の休養明けで迎えた28戦目は、一般D1ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、一般D1ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山ノ井良浩騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた30戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた31戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般D2イ（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（10戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた33戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（8戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた34戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノバースから9馬身差の2着となった。

8月17日、中2週で迎えた35戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた36戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた37戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（13戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた38戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（10戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた39戦目は、一般D1ハ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（14戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月29日、中1週で迎えた40戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（15戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた41戦目は、一般D2イ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（11戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた42戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手（12戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた43戦目は、一般D1ハ（上山ダート1300m 小雪/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（16戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。